2人目の子どもが生まれたのを機に、家づくりを決意したTさんご夫妻。「無垢床」「大きな吹き抜け」「ウッドデッキ」という夫婦共通の希望を持ち、デザイン性重視で住宅展示場を回りました。

決め手に欠ける出会いが続く中、Tさんご夫妻の心を動かしたのが、住宅雑誌に掲載されていたSTV興発の家。「木の質感や洗練されたデザインに惹かれました」というTさんご夫妻は、すぐにモデルハウスへと足を運び、改めてその魅力を再確認。STV興発とTさんご一家の家づくりが始まりました。

もともとインテリアが好きだったという奥さん。住まいに取り入れたいアイデアもたくさんあり、設計担当者とは幾度も打ち合わせを重ねたといいます。「細かなパーツにもこだわりたいという私の希望を、予算と照らし合わせながら柔軟に対応してくれました。営業の方を挟むことなく、設計士さんと直接会話ができるので、私たちの要望を取り入れた変更がすぐに反映されるなど流れもスムーズ。おかげで妥協することなく満足のいく家づくりをすることができました。設計士さんとの距離の近さも嬉しかったです」と奥さんは話します。

「せっかく新築するならば、一人で暮らしている父の部屋もつくりたい」という奥さんの希望から、完成したTさんご一家の住まいは、お父さんの個室に小さなキッチンを備えた準二世帯住宅。「トイレや洗面台などのユーティリティも、リビングを介せずに利用できるように配慮しています」と奥さん。互いに気兼ねなく日々を過ごせるよう、お父さんの個室はゆるやかに独立しています。

Tさん宅は、父とともに暮らす近い未来を見据えてプランを構築したダイナミックな吹き抜けのあるLDKが住まいの中心。

木の質感を大切にしながら、ダイニングテーブルにアイアンを取り入れたり、グレーの建具を採用するなど、適材適所に辛さをミックスしたセンスの光る空間となっています。家族の様子が見渡せる視界良好のキッチンも使い勝手が良くお気に入り。「父と暮らすようになると、この家が親族の集まる拠点となります。誰でも気軽に立てるオープンなキッチンや、大人数で過ごしても窮屈さを感じない開放感のあるリビングは理想そのものです」と奥さんは笑顔で話します。

アウトドア好きのTさんと、元気いっぱいの2人の息子さんにとって、ウッドデッキは最高の遊び場。バーベキューやプールなど、内と外をフレキシブルに行き来しながら満喫しています。

引っ越して1年。デザイン重視でSTV興発を選んだというTさんご夫妻でしたが、新居で初めて迎えた冬は暖かく快適で、高い住宅性能も実感できたと話してくれました。

「父は現在、週に2、3度泊まりに来ています。心地の良いLDKには家族が自然と集まってきて、週末は姉の家族も交え、賑やかに過ごしています」。