韮沢 淳一
Nirasawa Junichi  exhibition
 

「意識と無意識の混在」
2011.9.19~10.9

韮沢 淳一

経歴

1958年 富良野市に生まれる

1993年 全道展に初出品(その後毎年出品)

1994年 全道展佳作賞受賞、札幌窓辺展(その後窓辺展が終了するまで毎回出品)

      全道展受賞者展

1995年 札幌美術展

1996年 お正月展(~2002年)

1998年 全道展佳作賞受賞、全道展受賞者展

1999年 おとなのなつやすみ展(その後毎年出品)

2001年 第1回北海道立体表現展

2002年 全道展会友推挙

2003年 ニューポイント展(2009年まで出品)

2005年 全道展会友賞受賞、全道展受賞者展

2008年 全道展会員推挙、第4回北海道立体表現展

2010年 第5回北海道立体表現展、JRアートプラネッツ2010

2011年 ハルカヤマ芸術要塞

作品の収蔵

剣淵町桜岡公園、札幌市立幌北小学校、

ウィナーズオフロードパーク(モトクロスコース 札幌市駒岡)

住所 〒0612272 札幌市南区簾舞27番地3

電話 090-2696-1325

メールアドレス gjtbf745@ybb.Ne.jp


「意識と無意識の混在」・テーマについての説明

バブル崩壊から今までの時代を「失われた20年」などと呼んでいるが、日本は朦朧・混沌の迷路に入り込んだまま抜け出す糸口を見いだすことができないでいる。暗い影が日常を覆い、誰もが閉塞感を感じ未来に明るい展望を持てない状況である。人々は疲弊し、まるで幽閉されたまま時代に押しつぶされたり、あるいは流されたりしているかのようである。自殺者が13年連続して3万人を超えているという事実はそのことを如実に物語っている。そして今回の大震災やそれに伴う原発事故などにより、非日常的なことが人々の日常になってしまったことは、今後さらなる朦朧と混沌を社会にもたらしていくことであろう。

こんな暗い時代背景は少なからず自分の制作にも影響を及ぼしている。最初から時代を表現しようなどという明確な意図や意識を持って制作に取り組もうと考えてきたわけではなかった。しかし冷徹に振り返ってみると、今の時代が抱える問題はサブリミナルのように自分の意識、無意識の全域を侵食し、結果的に無意識の領域にあった幻影のようなものも顕在化させようとする自分がいた。今回展示している作品は時代に対する自分の意識と無意識が混在してできたものである。  

どの作品も素材として鉄と石を使っている。鉄は風雨に晒されることにより酸化し、時間の経過とともにその姿を少しずつ失い無に帰するであろう。最終的には石だけが残ることになる。残った石はその後何事もなかったかのように生態系の一要素として環境に溶け込み、ありふれた物の一つとして存在し続けていくことになるだろう。作品の素材としての石がただの石に戻るのがどれくらい先になるかはわからないが、その時社会がかつてのような輝きに満ち、光あふれる時代になっていることをただただ願うばかりである。

制 作 風 景

     

裂 (100cm×60cm×60cm)
     
エントランス入口左の展示                檻Ⅰ (110cm×45cm×185cm)

崩壊へのプロセス(40cm×20cm×25cm)

秩序無き営み(30cm×25cm×50cm)

侵蝕(30cm×30cm×45cm)

檻Ⅱ 拡大

秩序無き営み 拡大

侵蝕 拡大

自由願望(100cm×100cm×70cm)

檻Ⅱ(100cm×100cm×160cm)

枯れゆく時(60cm×60cm×60cm)

檻Ⅲ(90cm×90cm×135cm)

机中の空石(120cm×80cm×75cm)

パンドラズボックス(60cm×60cm×70cm)



展 示 作 業 風 景


9月26日お花が届きました

エントランスアート
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