米原眞司
yonehara sinji exhibition
planet
平成19年4月9日〜4月29日
米原眞司(よねはらしんじ)
日本ガラス工芸協会会員
江別市在住

1961     東京都武蔵野市生まれ、青少年期を兵庫県川西市で育つ
1986     多摩美術大学 立体デザイン科 クラフトデザインガラスコース卒業
1986〜87 アジアの古代遺跡や美術研究のため1年間放浪。
1988〜93 北海道立工業試験場ののガラス工芸科研究職員として5年間勤め退職。
1993     道銀文化奨励賞(道銀文化財団)
1998     長野オリンピック栄誉賞トロフィー制作
2001     ニューヨーク個展開催。3日目に9・11同時多発テロに遭遇。
         ギャラリーはWTCから4kmの場所だった。
         東京公演で来日中のエルトン・ジョンが球体の作品2点を購入(ギャラリー仲摩)
2002     藤田喬平賞受賞(日本ガラス工芸協会)
2003     北海道文化奨励賞
2006     北海道近代美術館の1670点のコレクションからの選抜展
         「北海道美術・この100点」に作品「静かな赤」が選ばれる。

主な展覧会
1989     第4回世界現代ガラス展(北海道立近代美術館ほか)
1993〜95 日本の新しいガラス展 
         (ドイツ・デュッセルドルフ美術館ほかヨーロッパ4美術館1年間巡回)
1998     「国際ガラス展・98金沢」銀賞受賞
1999     「日本のガラス2000年」展(サントリー美術館)
2001     個展、チャペルギャラリー・ニューヨーク
2002     個展、ギャラリー仲摩(東京)
2003     「国際ガラス器招待」展、ケンタッキー美術工芸基金
         「日本の現代ガラス」展 ブタペスト・ハンガリー/ピラミッドギャラリー
2004     「ニュー・フローム・ジャパン」展 チャペルギャラリー・ボストン
        「米原眞司展」、江別市セラミックアートセンター・北海道
2005     「米原眞司展」、猿田彦神社小坡美術館 伊勢市
2006     二人展 大坂高島屋本店 美術画廊
         個展 磐田市新造形創造館 静岡
         個展 ギャラリーシェール 宇都宮 2000年より毎年開催

主な所蔵先
北海道近代美術館、横浜美術館、石川県立能登島ガラス美術館、札幌芸術の森 工芸館
金沢市、富山市教育委員会、江別市セラミックアートセンター、北茨城市 童謡の森
鹿児島県薩摩町、静岡県磐田市、静岡県 黄金崎ガラス美術館
デュッセルドルフ美術館(ドイツ)、エルベルトフト ガラス美術館(デンマーク)
メイヨクリニック基金コレクション(アメリカ)、エルトン・ジョン コレクション(アメリカ)
JRタワー・ホテル日航札幌ロビー、東急セリアンタワーホテル
キャピタル東急ホテル、京都東急ホテル
 私は、吹きガラスでガラス彫刻を作っている。高温の流動性のあるガラスを操り瞬時の判断の必要なときもガラスでしか起こりえない表情を追いかけ、そして繊細かつダイナミックな表現になるようにいつも心がけている。

 20年間、球体の形をモチーフにして宇宙を意識して制作している。円や球は一番好きな形が理由だが。サンドブラストを施した中空のガラスは光を透すとき豊かな変化をかもしだす。球体の仲に光が入り込みそして力のある光が放たれる。

制作風景

吉兆8
今回の作品は大別すると二種類の制作手法が用いられている。この作品は炉から取り出した約1000℃のガラスを吹いて球体を創る過程で予めオーブンで約500℃に熱せられた不透明の色を積層したアイスキャンディー状の棒をガラス球体に捲き付け融着、球体に仕上げてゆく。エミール・ガレの開発した溶着技術を発展させた手法と理解して間違いない。
下の写真は融着部分のアップ。

プラネット
この作品は左の作品と同じく炉から取り出した高温のガラスで制作途中の球体に同じ透明色の直径7mm程度のスティックを千本程度植え付けスティック同士が連結してブリッジを構成したり絡んだりと面白い表情を創る。
いずれにしても、柔らかくかつ固まり易いガラスを絶えず回転させながら仕上げる工程は知的でかつ格闘技のような体力勝負のような厳しさを伴う。

作 品

渦巻(モレウ)

火炎

スパイラル(左)と古代(右)
わかりますか?
この3枚の写真は、作品に光を通したときの色の変化の違いを示している。
左と中央の2枚の写真は、同一作品である。中央の作品は蛍光灯の光を浴びたときのもので左は自然光を主に受けたときのものである。左の写真のほうが紫や黄色、それらが混合されたような複雑な表情を呈している。
右の写真は右手側からは蛍光灯の光、左手側からは自然光を受けている。球の左右の中心線を境に色合いが微妙に違う。
このことから、作品の置き場所や光のあたり具合、時や季節の流れの中で表情が刻々変化することがわかる。

展示風景

エントランスアート
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