
今回の作品は大別すると二種類の制作手法が用いられている。この作品は炉から取り出した約1000℃のガラスを吹いて球体を創る過程で予めオーブンで約500℃に熱せられた不透明の色を積層したアイスキャンディー状の棒をガラス球体に捲き付け融着、球体に仕上げてゆく。エミール・ガレの開発した溶着技術を発展させた手法と理解して間違いない。
下の写真は融着部分のアップ。 |

この作品は左の作品と同じく炉から取り出した高温のガラスで制作途中の球体に同じ透明色の直径7mm程度のスティックを千本程度植え付けスティック同士が連結してブリッジを構成したり絡んだりと面白い表情を創る。
いずれにしても、柔らかくかつ固まり易いガラスを絶えず回転させながら仕上げる工程は知的でかつ格闘技のような体力勝負のような厳しさを伴う。 |