藤田尚宏
FUJITA NAOHIRO
EXHIBITION
意識下のモンタージュ
平成17年11月21日〜12月11日
藤田尚宏(ふじたなおひろ)
札幌市在住

1979年   札幌市生まれ
2003年   北海道教育大学教育学部札幌校芸術文化課程美術コース(彫刻)卒業
2005年   北海道教育大学大学院教育学研究科教科教育専攻美術教育専修(彫刻)修了

主な展覧会
2001.10  第76回道展 入選(札幌市民ギャラリー/札幌)
2002.10  第77回道展 入選(札幌市民ギャラリー/札幌)
2003. 2  北海道教育大学芸術文化課程美術コース卒業制作展(札幌時計台ギャラリー/札幌)
    .10  第78回道展 新人賞(札幌市民ギャラリー/札幌)
    .12  院生展(ArtWarm/石狩市)
2004.10  第79回道展 北海道美術協会賞’札幌市民ギャラリー/札幌)
2005. 2  北海道教育大学大学院美術教育専修修了制作展(札幌時計台ギャラリー/札幌市)
      2  院生展
    .10  第80回道展 入選(札幌市民ギャラリー/札幌市)

作品設置
2003.12  ArtWarm/石狩市
2005.10  北海道教育大学付属小学校/札幌市


左の写真は、今回展示された中で最大の作品、
「心奥和音]。不安定な形状なるがゆえに「意識下のモンタージュ」の意味するところが理解できるような気がする。

下の写真は、「LOOSE LOOP]





藤田尚宏は、今年(2005)北海道教育大学大学院を修了したばかりの弱冠26歳の若手作家である。
彼は、「現在やこれまでの自分、周囲の環境の中で少しずつ変化する今現在の自分の想いなどが作品を通じて自然と表現できればと考えている」とのこと。そして「長時間のドローイングや粘土でさまざまな形を作ったり、そのような工程を行ったり来たり何度も繰り返していると徐々に自分の中で”ピントが合う”ような感覚を覚える」と言う。
形が決定してから石を彫る場合と、はっきり形を決定しないまま直接石を彫り、削っている中で自分のイメージする形を見つけていく場合があるそうで、色々な試行錯誤しながら自分の中の新たな面を徐々に発見したいとも言っている。
若くて力のある作家が、エントランスアートで新しい可能性を発見することができれば幸いである。

左から「蔽う残像(大理石)」、「蔽う残像(大理石、白御影石)」、「遼遠のプリズム」。三つの作品に共通しているのは、大きさは違うが形状の似ている二つの物体を対峙させているところである。左と中央の同名の作品「蔽う残像」からは、残像が覆われたのか、残像が覆ったのか観る者の主観でイメージはどんどん膨らむ。「遼遠のプリズム」も同様である。
「気流に揺れる」 「Protective coloring(大理石)」 「Protective coloring(ブロンズ)」
左の2枚の写真は作品「circulate」を横(左)と上(右)から撮ったもの。
動き回る、循環する、の意味を持つ作品名のとおり上から見たフォルムは飛行機のプロペラのようであり、また横から見た姿も快速船のようにも感じられる。滑らかな大理石の表面に沿って空気が、あるいは電子ビームが飛び交うようにも想像できる。無邪気にいえば、孫悟空の筋闘雲のようにも見えてしまう(失礼!)

展示作業風景と展示中の様子


エントランスアート
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