中橋 修
 
内 包 −内にあるもの−
平成16年8月23日〜9月12日

中橋 修(nakahasi osamu)

1948年 北海道浦河生まれ、 1971年 北海道教育大学特美卒、 札幌在住

主な個展
1976年  ヨーロッパ風景(油彩)大丸ギャラリー・札幌
1978年  彷徨(油彩)大同ギャラリー・札幌
1981年  風景・静物(パステル)大同ギャラリー・札幌、アートギャラリーさいとう・札幌
1983年  人物(パステル)ブロードウェイギャラリー・東京、 静物(パステル)アートプラザ・札幌
1984年  リンゴ・ナシ(パステル)時計台ギャラリー・札幌
1985年  静物(パステル)アートギャラリーさいとう・札幌
1986年  コーナー(パステル)時計台ギャラリー・札幌、 風景・静物(パステル)花人通りギャラリー・富良野
1987年  リンゴ・ナシ(パステル)アートギャラリーさいとう・札幌
1988年  コーナー(パステル・油彩)時計台ギャラリー・札幌、 時空(油彩)時計台ギャラリー・札幌
1989年  漂う空間(パステル・油彩)旭川西武画廊・旭川、 コーナー(パステル・油彩)長谷川美術画廊・帯広
1990年  ホウル(パステル・油彩)時計台ギャラリー・札幌
1992年  ホウル(パステル・アクリル)時計台ギャラリー・札幌、 風景・静物(パステル)パークギャラリー・札幌
1993年  ホウル(アクリル・油彩)時計台ギャラリー・札幌、 増殖(ガッシュ)ギャラリー藍・札幌
1994年  ステージ(油彩・アクリル・ガッシュ)時計台ギャラリー・札幌
1995年  STAGE(立体・コラージュ・油彩・アクリル)時計台ギャラリー・札幌
1996年  STAGE(立体・油彩)時計台ギャラリー・札幌
1997年  STAGE(立体・平面・版画)時計台ギャラリー・札幌

1998年  STAGE(アクリル・ガッシュ)アートスペース201・札幌、  STAGE house of MONMA・札幌
1999年  AREA(立体・平面・版画・スライド)アートスペース201・札幌、 P−C works(パソコン)ギャラリー市田・札幌
2000年  AREA(立体・平面)アートスペース・201札幌  ナショナルギャラリーR-Box・札幌  フェルマータ・札幌
2001年  AREA(立体)アートスペース・201札幌、 「小さな額に広がる世界」ギャラリー市田・札幌、(B.B)こんもり・当別
2002年  BLACK&BLUE(平面)アートスペース201・札幌、 フェルマータ・札幌
2003年  AREAコラボレーション作品(立体)アートスペース201・札幌、 内包(立体)ギャラリー門間ANNEX・札幌

主なグループ展その他

1991年  札幌と境内文化会館美術大賞展 札幌時計台ギャラリー・札幌
1993年  上野の森美術館大賞展 上野の森美術館・東京
1994年  さっぽろ美術展 札幌市民ギャラリー・札幌
1997年  サッポロアートアニュアル’97 リーセント美術館
1998年  札幌コンテンポラリーアートアワード’98 リセント美術館・札幌
2001年  三岸好太郎・三岸節子大賞展 三岸好太郎美術館・札幌、 音楽家とのコラボレーション フェルマータ・札幌
2002年  『奏でる音と立体の響き』音楽家と美術作家のコラボレーション 芸術の森アートホールアリーナ・札幌
2004年  SWING-三様の写真展-アートスペース201・札幌、”MAIDEN VOYAGE”Prestige Gallery・札幌


今回の作品は、一辺の長さが約30cmの正方形の乳白色のアクリル板で作った1面が空いている箱をユニットとして構成している。その箱の内側に、黒のシートを貼ったもの、それに丸い穴を開けたり、黒のシート部分にスリットを設けたもの、黒のシートを貼っていない箱などを組み合わせた幾何学的なシャープな立体作品を中心にしている。
中橋修は、作品の制作に当たって作品のコンセプトを固めてそれから制作に入るというオーソドックスな手法を採らない。
かつて、彼は半透明の窓ガラスを持つ展示の『場』をみつけ、その半透明のガラスを通して注ぐ光をより活かす素材として半透明のアクリル板を使った作品を発表している。今回のアクリル板による作品の出発点だ。
彼がたまたま通りすがりに見たこの会場が、すがすがしい光と空気にあふれており、すぐさまこの『場』で前の作品をベースにした作品を発表したいという欲求に駆られたそうである。
中橋修が新しく発見した今回の『場』と作品がよい関係を保ち、今までになかった雰囲気と空気を発生しながら『場』と作品がともに生きていることを感じ取りたい、感じてほしいとのことである。


正面エントランスから見る。 シャープな作品が奥の黒い壁に強烈なコントラストで浮かび、鏡面仕上げの壁の奥行き感がさらに拡がった。 無機質なアクリルベースの作品の中に、ナタのような粗い工具で削り黒色に仕上げた木のボール数十個が不思議な安らぎを与える。高橋三太郎のベンチによくフィットした。

箱の中の黒いシートにスリットを設けた箱を積み上げた作品。大理石への映りこみが美しい。

木のボールと壁のパネル。 木のボール
左上の作品を、ビルの中から(左)と外から(右)見た。
室内の壁や窓の外側に映りこむ他所のビルが都会的な光と雰囲気を生んでいる。
中橋修が作品発表の場として欲求に駆られた一つの要素なのか。

作品展示の準備風景

エントランスアート
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